公益財団法人島根県環境保健公社は、島根県民の健康の増進と生活環境の保全に寄与することを目的として各種事業に取り組んでいます。
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複十字シール運動

みんなの力で目指す結核、肺がんのない社会

ごあいさつ
公益財団法人結核予防会では、結核やその他の胸部に関する疾患のない社会をめざし、国の内外でさまざまな活 動をしております。そのひとつとして「複十字シール運動」をおこなっています。本運動は、多くの方々にこれらの病気の予防に関心をもっていただくととも に、検診・検査・研究などに対する資金援助や結核を減らすための支援などを目的としております。
皆様のあたたかいご理解とご協力により、肺疾患の予防の輪をさらに広げていただければ幸いでございます。
結核予防会総裁 秋篠宮妃殿下

公益財団法人結核予防会 島根県支部 (公益財団法人 島根県環境保健公社)

平成 29 年   8 月   24 日、島根県知事を表敬訪問しました。詳しくは下記の PDF をご覧ください。

【運動期間】
8 月 1 日~ 12 月 31 日

【結核予防週間】
9 月 24 日~ 9 月 30 日

複十字章の由来

複十字 (The Red Double-Barred Cross) の歴史は、かなり古いもので、九世紀の頃すでに、近東のあるキリスト教派の象徴として使われていた事実があります。
その後第一回十字軍の指揮者であったローレーヌ公、ゴードフロワ・ド・ブイヨン (Godefroy de Bouillon, Duke of Lorraine) が、この複赤十字を楯の紋章として戦ったことから、その光栄ある戦果に因んで、複十字はローレーヌ十字 (The Cross of Lorraine あるいは The Lorraine Cross) とも呼ばれ平和と希望の象徴として用いられるようになりました。
複十字が万国共通の結核予防運動の旗印になったのは、比較的新しく今から 90 年余り前のことです。
それは、1902 年 10 月 23 日、ベルリンで開かれた第 1 回国際結核会議の席上、フランスのセルシロン博士 (Dr. Gilbert Sersiron) が、この複十字を結核予防運動の国際的象徴とすることを提唱し、満場一致で可決されたものです。
しかし、その席上複十字のこまかい形の規格までは決められなかったので、現在世界各国で使用している複十字には、多少のバラエティがあります。
現在、日本の結核予防会で使用している複十字は、シールはもちろん、レントゲン車やパンフレットその他結核予防運動を行なう際に常に使用しているものです。

複十字シール運動・・・・ 12 月末日まで !!

結核を「再興感染症」と米国で命名されていますが、日本の結核は、米国の 4 倍以上もあると報告されています。
最近では、病院や学校での集団感染、特別養護老人ホームでも集団感染や突発的な発生が目立っています。また、感染したことに気づかずに人に移してしまう ケースもあります。そして、結核患者の 5 割は 60 歳以上、8 割は 40 歳以上で、若い人の病気から年配の人の病気となる傾向にあります。もともと結核菌を持った人が年を重ねたり、病気などで体力を著しく消耗したときに、結核 菌が活動し始めるとされています。

近年、日本でもエイズ患者が増加してきていますが、エイズ患者は、免疫力が弱まるために結核菌が、はびこりやすくなります。アフリカのある地方ではエイズのために、結核が 4 倍にも増えています。
このような背景のもとで、結核撲滅を目的に、複十字シール運動を行っていますが、この運動の起こりは、今から 94 年前、デンマークのある郵便局員の、” 郵便物にシールを貼り、その収益金で結核に苦しむ子供たちの療養所を建てよう ” というアイデアが国王、国民を動かし たことに起源しています。

現在では、120 ヶ国でこの運動が行われていまして、日本での、結核予防シールは、大正 14 年の自然療養社発行のもので、その翌年、日本結核予防協会 (現在の結核予防会の前身) が、昭和 2 年には白十字会が出しています。そして、結核予防会のシール運動は、昭和 27 年が第 1 回で今日まで続いています。
この複十字シール運動は、本県では結核予防会島根県支部の当公社が、島根県や島根県連合婦人会、あるいは市町村自治体、学校関係、事業所団体などのご協力 を得ながら進めています。また、全国的なこの運動の「目的」や「なぜシールなのか」あるいは、「寄付金の使途」については以下に示すとおりです。なお、こ の複十字シール運動は 12 月末日まで実施していますので、ご協力ください。

目的

1. 結核をなくすため、関心を持ってもらうため
2. 途上国の支援
3. 肺の病気全般の予防を訴えるため

なぜシールなのか

1. 結核予防シールは全世界的 (120 ヶ国が発行)
2. 手紙や年賀状を通して、運動の輪を日本中に拡げるため
3. 商品と競合することは、この運動の精神に適当ではないため。

寄付金の使途

1. 結核予防の思想普及費 (広報、予防週間費等)
2. 結核予防関係団体婦人団体講習会協力援助費
3. 結核検診車、X 線機械等の整備資金
4. その他