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子宮がん検診

子宮頸がんは、2023年には国内で約2,900人が亡くなっています。

死亡数は2017年頃から増加傾向となり、近年はやや減少しているものの、依然として注意が必要ながんです。

子宮頸がんの主な原因は、HPV(ヒトパピローマウイルス)への持続感染です。

HPVは性的接触により、誰もが感染する可能性のある身近なウイルスで、多くは自然に排除されますが、一部では感染が持続し、がんの原因となることがあります。

子宮頸がんは、正常な細胞からがんへ進行するまでに5~10年以上かかることが多いため、定期的な検診により、がんになる前の異常(前がん病変)や早期のがんを発見できる可能性があります。

早期発見・早期治療により治癒が期待できるがんです。発症や死亡のリスクを減らすため、定期的に子宮頸がん検診を受けることをおすすめします。

HPV(ヒトパピローマウイルス) 検査について

HPV検査は、子宮頸がんの原因となる高リスク型HPVに感染しているかを調べる検査です。

HPVには100種類以上の型があり、大きく「低リスク型」と「高リスク型」に分類されます。
 

◇ 低リスク型:主に尖圭コンジローマなどの原因となる型(6型、11型など)

◇ 高リスク型:子宮頸がんとの関連が深い型(16型、18型、31型、33型、35型、39型、 45型、51型、52型、56型、58型、59型、68型など)


高リスク型HPVに感染しても、多くは自然に排除されます。しかし、一部では感染が長期間持続し、前がん病変や子宮頸がんへ進行する可能性があります。そのため、HPV検査は子宮頸がんのリスクを調べるうえで重要な検査です。

この検査では、高リスク型HPVのいずれかが検出された場合は「陽性(+)」、検出されなかった場合は「陰性(−)」と判定します。なお、どの型のHPVが検出されたかまでは判定していません。

HPV検査は、子宮頸がんのリスクを調べる検査であり、陽性であっても、必ずしも子宮頸がんであることを意味するものではありません。細胞診や精密検査を行い、詳しく確認します。